創寿会について

　医療法人創寿会、介護老人保健施設小野鶴養生院は、9名の地元の医師が高齢者医療と介護・福祉の連携を願い1989年に開設しました。現在の介護保険制度の施行が2000年であり、社会の急速な高齢化に伴う高齢者医療と介護・福祉の両立が模索されていた頃でした。医療法人創寿会は、医師の医学管理のもとにリハビリ、看護・介護を提供し家庭への復帰を目標とする施設「小野鶴養生院」と共に誕生しました。その後、地域社会の必要性に応じて通所リハビリテーション、居宅介護支援事業所、訪問介護、訪問リハビリなどの在宅支援部門の充実を図り、2014年には認知症の方々に特化した入所施設「グループホーム小野鶴」、介護認定を受けた方々の入所施設「住宅型有料老人ホーム創寿」を開設しています。

　高齢者の福祉政策・制度は社会の移り変わりに伴いたえず変化しています。しかし、現場でご高齢の皆様と接する我々の思いは「地域やご家族と相談し、その人らしさを尊重しながら、最後を迎えるまで穏やかに過ごせるよう支援を行うこと。」であり、開設当初から変わりません。皆様の声を真摯に受け止め、介護、リハビリ、看護、医療などの多職種専門職員が共同しながら、その人らしさを尊重した個別の支援を目標にしています。皆様のお越しをお待ちしております。